さよなら、さよなら、さよなら

普通の企業と違って、僕の勤めることになる地方の小さな企業は明日が入社式。内定貰ってから約半年。色々やりたいことはあったけれど、殆ど何もすることなく時間だけが過ぎていった。でも、その代わり、自分が今まで築いてきた人間関係の強さや、いつも傍で支えてくれる人たちのありがたみを十分に感じることが出来たと思う。

僕はどちらかと言うとマイナス思考の人間で、得体の知れない恐怖に対しては物凄く怯えてしまいます。長年住んだ家を離れ寮に入り、一人前の社会人となるべくしごかれていく。これは僕にとって得体の知れない恐怖であり、考えるだけで憂鬱になったり、寂しくなったりしてしまう。高校や大学に入るときにも同じような感覚を味わったし、それは杞憂に終わった。多分、今度も一歩足を踏み出せば「なんであんなに不安に思えたんだろう。全く馬鹿みたいだなぁ。」というふうに思うに違いない。

これから楽しいことも苦しいことも、嬉しいことも辛いこともたくさんあると思う。どんな困難や試練が待ち受けているかは分からない。でも、支えてくれる人、応援してくれる人の期待を裏切りたくないし、出来るだけそれに応えていきたい。たとえカッコ悪くても、見苦しくても、ガムシャラに足掻きながらでも、自分を少しずつ成長させることができたらなぁと思う。

皆に対しての感謝の気持ちとか言いたいことは山ほどあるけど、キリがないからこの辺で。これが今生の別れってわけでもないしね。

それでは、行ってきます!